不動産を早く売却するメリットとは?売却方法や注意点も解説!

2022-06-21

不動産を早く売却するメリットとは?売却方法や注意点も解説!

この記事のハイライト
●不動産を早く売却すると、コスト面でのメリットが多い
●不動産会社による買取や、ホームステージングなどの選択肢がある
●早期売却を目指すなら、適切な価格設定や内覧時の注意点を把握しておこう

「不動産を相続したものの住む予定がない」という方や、「離婚によって住まなくなった不動産がある」という方には、なるべく早いタイミングでの不動産売却をおすすめします。
住む予定のない不動産を所有していると、税金などのお金がかかるだけでなく、いろいろなデメリットがあるからです。
そこで今回は、不動産を早く売却したほうが良い理由や、早く売却する方法、その際の注意点についても解説します。
金沢市で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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メリットが多い?不動産を早く売却したほうが良い理由とは

メリットが多い?不動産を早く売却したほうが良い理由とは

住む予定のない不動産を早く売却する意味は、所有し続けるデメリットを防止することだけはありません。
早期売却をすることによって生まれるメリットもあるからです。
では、不動産を早く売却すべき理由とは、どのようなものがあるのでしょうか。

不動産を早く売却すべき理由1:維持管理費の負担が減る

不動産を所有しているといろいろな維持管理費がかかりますが、早期売却をすることでそれらの支払いを減らすことができます。
建物は経年によって劣化が進んでいくため、所有している限り定期的なメンテナンス費や修繕費がかかると考えておきましょう。
住んでいない不動産であっても、老朽化した屋根や壁を放置しておくと、近隣住民にケガをさせてしまう恐れがあるため危険です。
また、不動産を所有していると、固定資産税と都市計画税を毎年支払う必要があります。
金沢市では固定資産税が1.4%、都市計画税が0.3%です。
「固定資産評価額×税率」で納税額を求めることができます。

不動産を早く売却すべき理由2:建物の価値が減少していく

前述したように、建物は築年数を重ねるほどに老朽化が進んでいきます。
基本的には耐用年数の残りに比例して、不動産価格も減少していくと考えておきましょう。
とくに、人が住まなくなった家は老朽化が激しいといわれているため、空き家になったあとは早い段階での売却をおすすめします。

不動産を早く売却すべき理由3:特別控除を利用できる場合がある

売却する不動産がマイホームであれば、「3,000万円の特別控除」を利用できる可能性があります。
これは、いくつかの要件を満たしていれば、不動産売却時の譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例です。
ただし、「3,000万円の特別控除」を利用するためには、不動産に住まなくなってから3年後の年末までに売却する必要があります。
また、相続した不動産を売却する場合には、要件を満たすことで「取得費加算の特例」が利用できます。
これは、相続税の一部を取得費に加算できるという特例です。
取得費を増やすことで譲渡所得を減らし、譲渡所得税の軽減につなげることができます。
ただし、この特例も相続の開始から3年10か月以内に不動産を売却しなければ適用されないので注意しましょう。

不動産を早く売却すべき理由4:住宅ローンの返済を終わらせる

住宅ローンの返済が厳しいという方にも、早期売却がおすすめです。
早く売却することで少しでも高い価格がつけば、それだけ繰り上げ返済に充てられる金額が多くなります。
また、すでに返済が滞っているという方は、「任意売却」を選ぶ必要があるかもしれません。
どちらのケースにせよ、住宅ローンの返済が難しい場合には、競売にかけられるなどの事態になる前に早めの不動産売却を検討しましょう。

不動産を早く売却すべき理由5:特定空き家に認定されるリスク

日本では現在、過疎化や高齢化を原因とした空き家の増加が社会問題となっています。
放置された空き家は、老朽化による倒壊や放火の標的になる危険性、害獣や虫の発生といったリスクを抱えているため、「空き家対策特別措置法」が制定されました。
この法律によって「特定空き家」に指定されると、固定資産税の軽減措置が受けられなくなります。

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不動産を早く売却する方法と知っておきたいポイント

不動産を早く売却する方法と知っておきたいポイント

不動産を早く売却したい場合、どのような方法があるのでしょうか。
ここでは、早期売却を実現する方法や、その際のポイントについて解説します。

不動産を早く売却する方法1:買取を利用する

買取とは、不動産会社が直接買主から不動産を買い取る方法のことをいいます。
買主を探す必要がないため早期売却が期待でき、仲介手数料もかからない売却方法です。
また、多くの場合は売主の「契約不適合責任」も免除されます。
ただし、一般的な仲介による不動産売却の相場価格と比べると、売却価格が1割から3割ほど安くなってしまう点がデメリットです。
そのため、価格よりもとにかくスピードを重視したいという方に適した方法だといえます。

不動産を早く売却する方法2:インスペクションを実施する

インスペクションとは、専門家による中古不動産の状況調査のことです。
国が定めた資格の「既存住宅状況調査技術者」を取得した建築士が、不動産の劣化状況などを確認します。
信頼できる専門家が調査をおこなうことで購入を検討している買主に安心感をあたえ、スムーズな売却へとつながりやすくなるでしょう。
また、インスペクションによって修繕が必要な個所が見つかった場合にも、売却前に対応することで買主とのトラブルを回避することができます。

不動産を早く売却する方法3:ホームステージングを取り入れる

ホームステージングとは、家具やインテリアを活用して、売却する不動産をモデルルームのように演出する方法です。
アドバイザーに相談しながら家具やインテリアをレンタルしてホームステージングを進める方法が一般的ですが、ご自身でコーディネートすることもできます。
不動産の第一印象を良くするのはもちろん、おしゃれな生活のイメージを与えることができるため、購入意思の後押しにつながる点がメリットです。
ホームステージングをすることで売却期間が短縮された、という事例も多く報告されています。

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不動産を早く売却したい方が覚えておきたい注意点

不動産を早く売却したい方が覚えておきたい注意点

不動産を早く売却したいからといって、焦りすぎるのは禁物です。
早期売却の際の注意点についても、しっかりと知識をつけておきましょう。

不動産を早期売却する際の注意点1:価格設定は慎重におこなう

不動産の売却が長引く場合、まず考えられる理由は売却価格が高すぎることです。
近隣エリアの類似物件を調査し、市場価格の相場を把握しましょう。
ただし、実際には設定した価格で売却できるとは限らず、買主側に値引き交渉をされる場合もあります。
その際の注意点は、「早く売却したい」という気持ちが伝わると、買主から強気の交渉を持ちかけられる可能性があることです。
値引きの最低ラインを事前に自分で決めておくと、交渉の際も冷静に対応することができます。

不動産を早期売却する際の注意点2:内覧対応に力を入れる

内覧は、買主が不動産購入の是非を決めるうえで、とても重要な要素です。
内覧当日は清掃を徹底するのはもちろん、換気、空調、照明などにも気を使い、快適で清潔感のある空間を目指しましょう。
内覧依頼が急に入ることもありますが、内覧希望者は購入意欲が高い方が多いため、可能な限り対応することをおすすめします。

不動産を早期売却する際の注意点3:必要に応じてリフォームを検討する

リフォームには費用がかかるため必須項目とはいいませんが、不動産の状態に応じて検討してみましょう。
たとえば汚れや傷が目立つ壁紙の張り替えや、劣化の激しい設備を交換するだけでも、買主に与える影響は大きく変わります。
「リフォームで上がる不動産価値」と、「リフォームにかかる時間とコスト」とのバランスを比較したうえで、慎重に検討してみてください。

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まとめ

今後も住む予定のない不動産をお持ちの方は、今回ご紹介した売却方法や注意点を参考に、早期売却を進めてみてください。
また、マイホームのローン返済に困っている方も、早いタイミングでの売却を検討しましょう。
金沢市で不動産の早期売却をお考えの方は、富商不動産までお気軽にご相談ください。

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